あくまでも真実を追求する「科捜研の女」マリコの姿

法医研究員マリコを演じる沢口靖子の人間せいが面白い。
何よりも化学を追究していくマリコの姿。
時間も勤務時間もなしに職務に没頭する姿、本当に法医研究という仕事を愛しながら犯罪に立ち向かう姿がドラマに引き込まれる時間を作りsだしていく。
そしてそれと平行して描かれる、熱血刑事・土門薫の姿。
彼は、以前の描かれかたとは大夫異なってとてもカッコよく描かれている。
そして、ところどころにマリコに対する思いをさしこんでいるので、この2人がどのような展開になるのかも興味惹かれる。

マリコを研究員達の姿もそれぞれ個性豊かでありながら、化学一筋という姿が描かれ、物語に厚みを加えていると思います。
「科学は嘘をつかない」と言う信条の基に真相解明に突き進むマリコに文句をいいながらも皆協力して真実を見つけていく姿。
現実の世界でもこれほど親身になって事件に取り組んでもらえたならば事件解決もスムーズにいくのだろうなと思ってしまいます。
もちろん、えん罪も少なくなると思います。

仕事に対して頑固なほどに決して自分の信条を曲げないマリコ、この真摯な姿がやはりこの番組にひきつけられる根本なのだと思います。
もう一つマリコを演じる沢口靖子さんもう長い間演じているので、年齢もあるていどいっていると思うけれども、いつまでも若い、さすが女優さんと思います。